中国映画「B for busy (愛情神話)」を観た

先日飛行機の中で何気なく観た中国映画「B for busy (愛情神話)」。

中国の映画って昔の硬いイメージがあり敬遠していたのですが、今はこんなに自然体で「普通」な映画が作られているんだ、ということに驚き。
上海の中心部(昔のフランス租界エリアですね)に住む40-50代の中年男女(バツイチ中心)の日常を舞台にしているのですが、ドラマティックなストーリーというより、昔ながらの上海の街の生活、その中で起きる何気ない日々の出来事が淡々と続いていく感じで、力の抜けた感じが心地良いです。
セリフは殆どが上海語。掛け合い漫才のような会話が続きますし、それを英語の字幕で追いかけないといけないので疲れますが(多分英語字幕では上海語のジョークにはついていけていない)、主人公が息子と話をするシーンはなぜか普通語でした。息子の彼女は北方人なのでそこに合わせている場合についてはわかるのですが、親子二人の時の会話も普通語。上海人の親子なのに一体これはどういうことなのか背景がわからず。

当たり前すぎて意識してなかったのですが、映画で見ると、上海人って完璧な「バイリンガル」なんだよということに改めて気づきました。
中国の文化や社会って非常に多様性と包容性があって、日本とは違ってみな生まれながらにして多文化に馴染んでいる、ということがなかなか日本の人には理解してもらえないのですが、「皆が当たり前にバイリンガルである」ということは、中国(特に南方)の多文化性を象徴的する事例だな、と思った次第です。

 


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