2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「ウズべック・クロアチア・ケララ紀行」 加藤周一著 を読んで、今さらながら社会主義について考えてみる

今では想像することも難しいですが、社会主義国が輝いて見えた50年代のお話です。 私は、人種的にも文化的にもアジアとヨーロッパ・中東のボーダーにある「中央アジア」というエリアに興味があり、かねてから一度ウズベキスタンへは行ってみたいと思っていま…

「街場の中国論」内田樹著 を読む

今日は昨日に続いて中国ネタです。新刊書コーナーでハイライトされていたので、買ってきた本です。著者の内田樹氏はずいぶん有名な方のようですが、今まで私の限られた視界には入っていませんでした。著者の略歴を読んで、やっと以前に読んだ「日本辺境論」…

「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」 加藤嘉一著 を読む

「加藤嘉一」という名前には、日経ビジネスオンラインで連載を書いている人、という認識くらいしか持っていなかったのですが、先週末、この本が、「中国で最も有名な日本人がついに日本で書籍デビュー」という刺激的な宣伝コピーとともに、売りだされている…