マーケティング

「教えて!カンヌ国際広告祭」 佐藤達郎著 〜 Cadbury Dairy Mik Chocolateの広告

広告のように、人の心の奥深いところでの共感が必要で、しかもその善し悪しの結果が厳しく数字で表されてしまうものは、国や文化、あるいは時代の感覚による違いが、端的に表れてくるものだと思います。 私は、10数年間、海外でのマーケティングにまつわる仕…

FM COCOLOリニューアル〜日本はいつか大人の国になるのか

4月からFM COCOLOの番組内容が再編されています。 FM COCOLOは、もともと「関西在住の外国人をターゲットにした放送局」という趣旨で設立されたFM局で、'95年の開局以来、他のチャネルでは聞けないさまざまな国の音楽や、地元在住の外国人によるDJなど、…

スマートフォン 「Xperia」には勝てない

3/13のブログで、サムスン スマートフォンの日本でのマーケティングについて書きました。 http://d.hatena.ne.jp/santosh/20100313/1268503177 その後、ドコモにとっては、スマートフォンの「本命」である、ソニー・エリクソン製 「Xperia」が発売されました…

"touch truth"− サムスン スマートフォンのTVCF

ここのところ、テレビを見ていると、坂本龍一が出ているサムスンのスマートフォンのCFが、これでもかと、集中投下されているのが目につきます。 サムスンは、日本市場での家電製品からいったん手を引いていましたが、最もお得意の分野であるケータイから再…

日経12月17日記事 「韓国企業 強さの秘密」 中

昨日に引き続いての特集記事です。 価格や、果敢な投資力だけではない、韓国ブランドの総合力について紹介されています。 サムスン電子が3月に発売した「LEDテレビ」は、液晶画面を照らす光源を蛍光管からLEDに切り替えた。画質と省電力性能が向上し、通常の…

「ブルー・オーシャン戦略」W・チャン・キム+レネ・モボルニュ著 (続)

「ブルー・オーシャン戦略」については、まだまだ書いておきたい内容があるので、続編です。「なるほど」と思った部分をピックアップしてみます。 ○戦略論は、レッドオーシャンでの競争を何よりも重視してきた。企業戦略は兵法に根ざしていている。・・・・ …

「ブルー・オーシャン戦略」W・チャン・キム+レネ・モボルニュ著

今年の夏休みに読んで、いたく感心した本です。 数年前から、この本が本屋に平積みになっていたのは知っていたのですが、「血みどろの既存市場ではなく、未開拓な市場(ブルーオーシャン)を創造すべき」などという紹介文の字面だけを見て、「そんなの言われ…

「イタリア式ブランドビジネスの育て方」小林元著

普段行かない本屋さんで偶然見つけて買ってきました。字が大きく読みやすいので2時間ほどで読めてしまいました。 著者は、東レが開発した「エクセーヌ(日本名)」という極細合成繊維を欧州で販売するため、北イタリアに合弁会社をつくり、一からラグジュア…