サムスン研究

イ・ジェヨン(이재용/李在鎔)氏 社長就任でサムスン電子はどうなるのか?

サムスン電子のイ・ゴニ会長の長男であるイ・ジェヨン氏(42歳)が、とうとう社長に就任したそうです。ただし、社長と言ってもCOOであり、CEOは今回副会長となったチェ・ジソン(崔志成)氏が務めるそうですので、実質的には、チェ・ジソン氏が中心と…

「最強企業のつくり方」 金顕哲著

新刊本です。著者は、日本と韓国の両方で活躍する経営学者だそうです。最近、サムスンなど韓国企業の好業績が俄然注目を浴び、その秘密を知りたい、という欲求が高まっていますので、タイムリーに出版された本と言えましょう。 著者は、経営学の考え方や研究…

日経ビジネス特集記事 「サムスン 最強の秘密」

日経ビジネスの7月5日号に、サムスンの特集記事がありました。 この記事では、「逆張りの設備投資」や、新興国向けのマーケティング、あるいは「リバースエンジニアリング」など、よく紹介されることの多いテーマではなく、「人材活用」や「企業風土」といっ…

日経ビジネスオンライン 「韓国企業に学ぶな!」 金美徳著

日経ビジネスオンラインに、面白い記事がありました。「コリアン・グローバル・カンパニー 〜韓国企業に学ぶな!」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100527/214640/ タイトルを見ると、日本中、右も左も「韓国企業に学べ!」の大合唱になっ…

スマートフォン 「Xperia」には勝てない

3/13のブログで、サムスン スマートフォンの日本でのマーケティングについて書きました。 http://d.hatena.ne.jp/santosh/20100313/1268503177 その後、ドコモにとっては、スマートフォンの「本命」である、ソニー・エリクソン製 「Xperia」が発売されました…

「ソニー VS サムスン」 張世進著

韓国人の経営学者がソニーとサムスンの経営を分析した本です。昨年に読んだ本なのですが、最近ソニー、サムスンとも話題にはこと欠かないので、あらためてひっぱり出して、内容をおさらいしてみました。 内容としては、ソニー・サムスン両社の戦略、組織プロ…

"touch truth"− サムスン スマートフォンのTVCF

ここのところ、テレビを見ていると、坂本龍一が出ているサムスンのスマートフォンのCFが、これでもかと、集中投下されているのが目につきます。 サムスンは、日本市場での家電製品からいったん手を引いていましたが、最もお得意の分野であるケータイから再…

日経12月17日記事 「韓国企業 強さの秘密」 中

昨日に引き続いての特集記事です。 価格や、果敢な投資力だけではない、韓国ブランドの総合力について紹介されています。 サムスン電子が3月に発売した「LEDテレビ」は、液晶画面を照らす光源を蛍光管からLEDに切り替えた。画質と省電力性能が向上し、通常の…

日経12月16日記事 「韓国企業 強さの秘密」 上

今日の日経朝刊で、「韓国企業 強さの秘密」という特集記事が始まっています。 いつも紹介されるサムスンだけでなく、白物家電に強い「LG」も紹介されています。 「パナソニックには優れた環境技術があり、市場への浸透も早いだろう」と話すのは、白物家電…

Samsung冷蔵庫 世界で40万台リコールの影響は?

SAMSUNGのサイドバイサイド大型冷蔵庫の40万台リコールという件が話題になっています。 2009年11月28日、北京科技報は韓国サムスン電子製の冷蔵庫が中国でもリコールされる見通しだと報じた。 10月29日、サムスン電子は「ジペル」ブランドの冷蔵庫に爆発の…

「危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション」畑村洋太郎+吉川良三著

続けてこちらもこの1週間に読んだ本です。 この本の共同執筆者である吉川さんは、94年からSAMSUNGの常務として、ものづくりの革新に取り組まれたそうです。書店の新刊コーナーでこの本を見つけ、迷うことなく買って帰りました。 グローバルの家電市場で仕事…