夏休みの旅行先で読もうと思い買った本でしたが、この週末ひさびさに時間が出来て、いっきに読むことができました。 結構たるい内容の本かと思っていたのですが、著者が刑務所に入ってから体験するさまざまな内容は非常に刺激的かつ衝撃的で、思わず引き込ま…
数ヶ月前から本屋に並んでいて気になっていたのですが、このお盆に、アマゾンの中古本を買って読みました。 著者は、長年、日経の記者をされていて、87-92年にはソウルで特派員をされていたとのこと。ちょうど私がソウルに留学していたときに、すでに特…
お盆ですので、やはり戦争関係です。 ずいぶん前から、読もうと思っていた本です。 新品を買うのももったいなかったので、アマゾンの中古本が安くなるのを待っていたのですが、なかなか中古価格が下がってこないので、とうとう待ち切れず新品を買ってしまい…
1年以上前に、大塚文雄、R・モース、日下公人 3氏の共著である「『見えない資産』の大国・日本」という本を紹介したことがあります。 http://d.hatena.ne.jp/santosh/20100328/1269802910 私なりに理解したところの、この本の主旨は以下のとおりでした。 「…
GWの韓国旅行以来、すっかり韓国モードです。 週末の気分転換に、昔読んだ本をもう一度ひっぱりだして読んでみました。 白善菀(ペクソンヨプ)将軍は、朝鮮戦争で活躍した韓国の軍人です。私は、この本を読んで初めてその存在を知りました。日本では、朝…
GWにひさびさに韓国に旅行して、向こうのCDを何枚か買って来ました。 そのうちの当たりが、この Sentimental Scenery "Soundscape"です。 私は、このSentimental Sceneryというグループ(?)のことはまったく知りませんでした。CD屋さんの視聴コーナ…
今では想像することも難しいですが、社会主義国が輝いて見えた50年代のお話です。 私は、人種的にも文化的にもアジアとヨーロッパ・中東のボーダーにある「中央アジア」というエリアに興味があり、かねてから一度ウズベキスタンへは行ってみたいと思っていま…
今日は昨日に続いて中国ネタです。新刊書コーナーでハイライトされていたので、買ってきた本です。著者の内田樹氏はずいぶん有名な方のようですが、今まで私の限られた視界には入っていませんでした。著者の略歴を読んで、やっと以前に読んだ「日本辺境論」…
「加藤嘉一」という名前には、日経ビジネスオンラインで連載を書いている人、という認識くらいしか持っていなかったのですが、先週末、この本が、「中国で最も有名な日本人がついに日本で書籍デビュー」という刺激的な宣伝コピーとともに、売りだされている…
ここのところ韓国関連の本が続いています。 いつも出かける大阪ジュンク堂の新刊コーナーに並んでいた本です。昨日の夜にいっきに読みました。 著者は、天理の韓国語専攻から外務省に入省し、60年代初から50年あまり韓国・朝鮮を専門に扱ってきたという…
現代の日本にいるとその存在すら意識されることがないにもかかわらず、他国の若者にとっては決して忘れることが許されない重い存在、それが「徴兵制」でしょう。 著者は、「ヨンス」と「ソンウ」という二人の相反するキャラクターに生々しい体験談を語らせる…
昨日に続いて、中国のウェブサイトでの報道を拾ってみました。 「地震後の日本人 その国民レベルに震撼させられる場面」 地震后日本人国民素质令人震惊的场面 「日本人は、エスカレーターの両脇に座り、真ん中は通路のために開けている。 これは、教育の成果…
今日は、1日テレビで地震のニュースを見ていました。 津波の映像は衝撃的です。 中国のサイトで、地震に関する報道を見てみました。 各社とも、日本の地震はトップニュースになっています。●「百度」のトップは福島発電所爆発のニュースです。↓ やはり、核汚…
今日は、久々に映画を見に行ってきました。先日アカデミー賞も獲っている「英国王のスピーチ The King's Speech」です。 ドモリのため根っからスピーチの苦手な王子が、オーストラリア人の型破りな医者の指導でドモリ克服のための訓練を受ける。そのうちに王…
先日、WOWOWで、「戦場のレクイエム」という中国の戦争映画をやっていたので、珍しいなと思い録画してあったのですが、今日、やっと時間ができて観ることができました。 中国の国共内戦の映画というのは、昔からプロパガンダ的なものはたくさんあり、私も中…
4年ほど前に買ったのですが、読むことがなくずっとそのままになっていた本です。今日、本棚にあるのを見つけ、あらためて読んでみました。 著者である澤田氏は、私がその昔、韓国に留学していた当時('89年)の友人です。大学3年次を終えてソウルに1年間…
正月休みは、仕事とは関連のない一般教養の本を読む良い機会です。この本も近所の本屋で見つけ、正月休みに読もうと思っていた本でした。 著書のウ・フラ氏は、1900年生まれ。ビルマの地方都市に住んで商売をしていたのですが、見聞を広めビジネスチャンスを…
正月休みに読んだ本がもう1冊あったのを忘れていました。薄い新書なので、北海道から関西へ戻ってくる道中で読んでしまいました。 著者の薮中氏は、先日まで外務事務次官を勤めていましたので、テレビではよく顔を見かけていました。 この本では、80年代…
正月休みに読んだ本です。 著者は、商社マンから、アメリカの大手鉄屑会社の経営者となり、世界を股にかけ、鉄スクラップ一筋のビジネス人生を送ってきたという方です。引退したビジネスマンが、自慢話主体の自伝や体験談を本にすることはよくありますが、こ…
広東省のタブロイド版新聞である「南方都市報」が、劉暁波氏のノーベル賞受賞を、1面の写真で暗示して報道したというニュースが話題になっています。 1面に掲載されている写真は、広州で開かれるパラリンピックのリハーサル写真で、5羽の鶴と、人の座ってい…
櫻井よしこ氏、田久保忠衛氏という右寄り?の方々が、中国・韓国の知識人・言論人と真っ向から論争をする、という面白そうな企画にひかれ、読んでみました。 残念ながら、中国の知識人との論争においては、櫻井氏・田久保氏は、相手の言うことに耳を傾けず、…
広告のように、人の心の奥深いところでの共感が必要で、しかもその善し悪しの結果が厳しく数字で表されてしまうものは、国や文化、あるいは時代の感覚による違いが、端的に表れてくるものだと思います。 私は、10数年間、海外でのマーケティングにまつわる仕…
やっと1週間の仕事が終わりました。今週も問題続出で、疲弊しまくった1週間でしたが、土日はいちおう休み。これからはやっと自分の時間です。 石平氏は、たかじんの番組などで、TVに出ているのを見かけたことはありましたが、中国生まれなのになぜか日本の…
サムスン電子のイ・ゴニ会長の長男であるイ・ジェヨン氏(42歳)が、とうとう社長に就任したそうです。ただし、社長と言ってもCOOであり、CEOは今回副会長となったチェ・ジソン(崔志成)氏が務めるそうですので、実質的には、チェ・ジソン氏が中心と…
日経ビジネスオンラインに以下の記事が掲載されています。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101115/217100/ 日本人にとって、ふだん実に当たり前にとらえられていて、疑問すら感じたことのないことが、他の国ではまったく非常識であったり…
こんな写真を発見。ミラノに、HELLO KITTYのトラム電車が走っているそうです。 ミラノの街と、ピンクのHALLO KITTY。大いに違和感あります。 ヨーロッパでも、百貨店などに行くと、HELLO KITTYコーナーがあるのを見かけます。ですが、日本と違って、基本的に…
今日は、日本・中国とも、反中・反日デモがたけなわだったようです。 東京では、「頑張れ日本! 全国行動委員会」の主催で、「10.16 中国大使館包囲!尖閣侵略糾弾!国民大行動」というイベントが行われたそうです。 日本のメディアでは、相変わらずほとんど…
ずいぶん前に買って以来、読む機会がなくそのままになっていたのですが、この週末でやっと読むことができました。文章が読みやすく、平易に書かれているので、一気に読める本です。 本の内容は、「まさにその通り」という内容の連続で、一言一言にこめられた…
先日書いた記事 http://d.hatena.ne.jp/santosh/20101009/1286641434 に関して、他の方が書いた記事でも非常に同感するものがありました。 中国という社会の中ですごした経験のある人ならば、みな同じような感覚をもっていると思います。 “劉暁波氏ノーベル…
最近、金正恩氏が、TVに登場していますが、髪型や服装といい、おじいさんの金日成の生き写しのようです。おそらく、金正恩氏の後継者としての正当性を感じさせるために、あえてそういうイメージを作っているのでしょう。 その一方で、今日のニュースで、長…